そばかすとの付き合い方

 私は、日本人には珍しくそばかすがあります。それも、西洋人に多く見られるような小さくて薄い、顔にぽつぽつとあるような可愛らしいものではなく、顔全体に濃いそばかすが散らばっているのです。それが原因で、学生時代には「気持ち悪い顔」と言われていじめられてきました。http://ffctbourgognefranchecomte.org/

 もちろん、皮膚科に通ったり、高い化粧品を使ってみたり、さらにはカバー力を重視したファンデーションを塗りたくったり、そばかすを消すためにあらゆる努力はしましたが、少し薄まる程度にしか改善されませんでした。むしろ、なかなか思うように改善しない焦りとエスカレートするいじめによるストレスで、改善どころか、よりそばかすが’濃く目立つようになってしまいました。

 転機が訪れたのは、新しい化粧品を買うためにデパートの化粧品売り場に行ったときです。美容部員さんにそばかすの悩みを打ち明け、

「なるべくそばかすがカバーできるようなベースとファンデーションが欲しい」と伝えました。

すると彼女は、

「お客様は肌がお綺麗ですし、そばかすはチャームポイントになりますから、消すよりも薄くする、くらいの意識でメイクされることをお勧めします」とおっしゃってくださったのです。

 聞けば、そばかす対策で行っていた保湿と日焼け対策で、私にはそばかす以外の肌トラブルがほとんどありませんでした。さらに、色も白かったので、美容部員さんのアドバイス通りの化粧品とテクニックでメイクをすると、そばかすがちょうどいいアクセントになって、かわいらしい仕上がりになりました。

 彼女のおかげで、そばかすと上手く付き合っていこうと決心することが出来ました。アラサーの今もそばかすは私の顔に頑固にこびりついています。しかも、加齢のために、保湿や日焼け対策をしても、今まではなかった”隠れジミ”まで現れたので、ますます私の顔面は賑やかになりました。それでもいじめられていた学生時代と違い、そばかすは当たり前すぎて却って存在感がなくなり、代わりに私の表情には自信が溢れています。そばかすとの付き合い方を教えてくれたあの時の美容部員さんには感謝の気持ちでいっぱいです。